みなさん、こんにちは。
中央大学競泳部四年、古川裕基です。
インカレまで、あと3日！
同期のみんなが最後のブログを書いている中、ついに僕の番がやってきました。
毎年この四年生のラストブログを読んでインカレ前に、いろいろな感情が込み上げてきていたのを思い出します。
この時期の四年生には何をするにも
「最後の」
がついて、
毎年寂しさを感じながらも、
最後に四年生に花を持たせるんだ！と意気込んでいました。
そんな僕の最後のブログは、
「僕」
について少し書かせてもらおうと思います。
自分語りはあまり得意ではなく、
普段は滅多にしないので、
少し長いですが、最後までお付き合いください。
僕が、この中央大学への進学を決めたときには、世間はコロナ禍で、
ちょうど僕たちの最後のインターハイが中止になったときでした。
当時の僕は、怪我が続いていてベストも高校一年生の夏で止まってしまって、
夏の大会がなくなったことに、悔しく思いながらも、
「レースしなくていいんや…」と
どこか安堵したのを覚えています。
何度レースしても、高校一年生のベストを超えられず、練習をしたくても怪我で満足にできず、
大会で泳ぐことが少し怖くなっていました。
全力で泳いだら痛みが出そうで怖い。
思うようなレースが出来ないのが怖い。
レース後、自分のタイムを見るのが怖い。
ベストからかけ離れたタイムにだんだんと慣れて、悔しさが薄れている自分が怖い。
だから、インターハイがなくなったと聞いて、少しだけ、
ほっ
としちゃいました。
そんな中、
有難いことに、いくつかの大学の水泳部からお誘いを頂きました。
元々、高校卒業後も水泳は続けたいと考えていたのですが、
なんか、これはもう意地みたいなもので、
他の選手たちはベストを更新して、大きな舞台で戦っているのに、いつまでも前に進めていない自分が恥ずかしくて、悔しくて、
水泳続けて、絶対もう一回戦ったる！
って気持ちで、
コロナ禍で急に降ってきた、大学水泳という舞台に縋る思いで、水泳を続ける決意を固めていました。
結果、お誘い頂いた中から、中央大学を選びました。
強い人たちが集まる環境で練習できれば、絶対に強くなれる！
僕の専門種目のバタフライの速い選手もいる！
兄も中大行って、速くなってる！
など、理由はいろいろあったのですが、
何よりも、中央大学へ行ってからの兄が本当に楽しそうにしていて、
レースが怖くなっちゃう程、水泳を楽しめていなかった僕には、
「楽しい」
が、すごく、眩しく見えて、
中央大学に決めました。
（今考えても、僕の人生は兄から影響を受けすぎてます笑）
そんなこんなで中大に入学した僕ですが、
一年生の頃はベストも出ず、二年生でやっとこさベストは出せたものの、
二年続けてインカレレギュラー落ち。
なかなか思い描いていたような大学水泳とはいかず、
成長していく同期の活躍に焦りを覚え、
二年目のインカレでは、
先輩が、同期が、後輩があんなに頑張って、でも天皇杯に届かず、悔しがっている姿を見て、
選手のはずなのに、サポートと応援しかできなかった自分が情けなくて、不甲斐なくて、悔しくて、号泣しちゃいました。笑
でも、どんなにベストが出なくても、悔しくても、自分が情けなくても、
中大の水泳部は、ほんっとうに毎日が楽しくて、
中大に来れてよかったと
心から思える日々でした。
くだらないことで笑って、めっちゃふざけるのに、水泳に対してはどこまでも真面目で、本気なこのチームが、
楽しむ
ことを思い出させてくれました。
全員で本気でやる楽しさ
を教えてくれました。
このチームのためにって思わせてくれるみんながいるから、
僕も頑張れたし、ベストも出せて、
レースも怖くなくなりました笑
きっつい練習もみんなで声かけあってるから、最後まで頑張り切れるし、
プロフェッショナルな凄い選手の集団だから、自分の弱さに気づけた。
僕がダメなときには、みんなの姿を見て、けつ叩かれて、やる気になれた。
何もうまくいっていなくて、全然ダメだったけど、中大へ行くと決めた高校三年生の僕を、
僕は褒めてあげたいです。
思い返すと、みんなには支えられてばかりで、
いろんなことを教えてもらって、
なにも返せていない気がします。
僕は鈍臭くて、注意不足なところが多いのでむしろ迷惑をかけることの方が多くて、
特に同期にはほんまに迷惑かけっぱなしで、
ここでも謝っておきます。
ごめんなさい。
もう少しだけ付き合ってください。笑
こんな僕を、
先輩たちは可愛がってくれていて、ありがとうございます。
マネージャーは大学生活、支えるために時間を使ってくれて、ありがとう。
後輩たちは威厳のかけらもないのに、からかいながらも慕ってくれていて、ありがとう。
同期は呆れながらも、怒って、たまに笑って仲良くしてくれて、ありがとう。
いっぱいありがとう。
僕は、中大水泳部が大好きで、
だからこそ、
大好きな同期と、
このチームで、
インカレ総合優勝したい
と思ってます。
みんなからの応援、期待、勢い、
全部を力に変えて、
勝ちにいきます💪
最後に、
お父さん、お母さん。
大学まで水泳を続けさせてくれて、応援してくれて、ありがとう。
水泳始めた頃に憧れてたような結果を残せてないけど、
みんなのおかげで
水泳始めた頃の自分に誇れる水泳選手にはなれました。
みんなに伝えたいことはまだまだあって、
でもそれをここで書いちゃうと、
終わらないから、
これだけ、
インカレ、
みんなで勝とう。
せーの
中大最強🔥🔥🔥