こんばんは。
中央大学競泳部主将の中杉勇斗です。
1年ぶりにこのブログ書くことになりました。
これが最後のブログ。
みんなが後輩や同期への想い、感謝について書いてくれて目頭が熱くなってます。
僕からはちょっと違う切り口で。
インカレを明日に控えた僕の「想い」、最後まで読んでいただけると嬉しいです。
最近の僕は何をするにも、「なんで？」という風に考えるようになりました
なんで今この発言をしたのか、なんで今この行動をしたのか
よく分からないですけど、自分に何か理由を問うようになっていました
何をするにも常に何かを選択していて、自分はどういう考えを持ってこっちを選ぶのだろう
そんな時にふと、なぜ中大で水泳をしているのかを考えるようになった
なんで高校生の頃に中大を選んだのか
なんとなく遡って考えてみた
ありがたいことに多くの大学から勧誘を受けて、良い環境の大学は山程あった
でもそこに答えはなかった
「ここに行って速く泳いでやる」
そんな直感だった
実際に中大に入ってから過ごした4年間
本当に濃いものだった
チーム意識の塊の集団の一員になれて
今現在そんなチームの主将に選んでもらえて
本当に嬉しかった
中大を選んだこの決断、選択は絶対に間違えてなかった
そして主将としてチームを作ってきたこの1年間
正直しんどい時期もあった
今まで小中高と学校やスイミングクラブ、国体の県代表と色々なところでキャプテンとしてやってきた
その中で自分の理想のリーダー像がなんとなく固まっていて、
「背中で引っ張る」「多くは語らない」
そうやってチームを奮い立たせてきた
迎えた上級生3.4年
人生で初めてのスランプ
絶不調
今まで無意識下で出来ていたことが出来ない
意識的に1つずつ取り戻していっても前にした事が1つ1つ消えていく
そんな感覚だった
正直絶望した
普段からマイナスな感情だけは絶対に表に出したくなかったし話したくなかった
それは親であれコーチであれチームメイトであれ同期であれ
これは強がりでもなんでもない
この部分だけは周りに話してはいけない
それは自分の中でこの悩みを話す事は周りを頼るではなく、周りに任せてしまいそうだったから
主将としての仕事がつらいというより、
自分の理想と現実のギャップがすごく気に食わなかった
嫌いだった
しんどかった
そんな時に主将の引き継ぎで柊斗さんに言われた言葉を思い出した。
「みんなは今の勇斗を主将に選んでくれたんだよ。自分の理想で俺も苦しめられたから今のままでいい。」
思い出した時に肩の力がすっと抜けた気がした。
俺はまだ何者にもなれるし何も終わっちゃいない。
そんな想いで作ってきたこのチーム。
最高のチームになった。
これは胸を張って言える。
とにかくかわいい1年
場を盛り上げる天才集団2年
頼り甲斐があるとしか言いようがない3年
そしてどんな時も俺を立てて付き合ってくれた最高の相棒4年
仲間を思いやる気持ち、水泳に対する気持ち、上下関係を飛び越えた主張があるチーム
最高やな
そして、
正しく導いてくれる監督、コーチ、トレーナー
1番の味方両親
自分がチームを支えているようで、この全員に色々な人に支えてもらった
感謝しかない
本当にありがとう
いよいよ明日、最後のインカレ
俺たちの集大成
俺たちなら天皇杯に届く
全力で突っ走ろう
俺の覚悟は決まった
弱い自分はもう1ミリもいない
最後の4日間俺を信じて全力で付いてきてほしい
そして、みんな信じてるよ
中大最強